2012年6月18日月曜日

新御神楽少女探偵団 part3

三部作最後は新御神楽少女探偵団です。この作品は前の二作とは打って変わり、エロゲーです。肝心のエロのほうはとってつけたみたいで質の悪い同人みたいな感じです。事件の捜査をするわけですから、悪人が絡んでくるわけで拉致られたり、レイプされたり、陵辱されたりするのがエロのメインです。エロ抜きで考えてみても全三話とシナリオ数が少ない。しかし、けっこうプレイ時間はかかります。その理由はゲームのシステムにあってチェックポイント(推理ゲージ)が細かく細かく細かく設定されているためです。登場人物が一回会っただけではでは有益な情報を全部は話さないのでなんどもなんども場所を巡り回る必要があります。それが面倒だし、だるかった。後気になる点は、全部が中国大陸でのお話だということです。帝都の名探偵なのに帝都にいないとはちょっと残念ですね。

 第一話は両腕が切り落とされる事件で見た目のインパクトはあったのですが、終わってみるとしょぼかった。特にトリックとかね。まあ売春宿がでてくるのでそこでのエロシーンは豊富だ。ネタバレせずにヒントをだすなら『役割分担』ですね。
 
 第二話
  カーテン開けっ放しでセックスするなよ・・・といった感じですか。トリックについては金田一少年の事件簿という漫画の小説版に似たようなトリックがあったね。(豪華客船のやつね。)ま、それも元ネタがありそうだけど。

 第三話
  これは推理とかミステリーとかはあまり関係ない感じだ。現代に置き換えてみると、車で女を拉致して殺すとか、そんな単純なものです。まあ人間関係に焦点があてられてるんだろうけどね。ラスボスは前の作品で一軒家の地下に広大な洞窟を作ってたやつだね。あんまりしょぼすぎて再登場した時も、気付かなかったよ。

 まあなんだかんだといっても、最後までやると愛着がわくね。トータルで考えればかなり楽しめたんで、続編があったらプレイしてみたいね。10年近くたっても、新作の情報がないところを見ると、続編は絶望的なんだろうけども。

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