三部作最後は新御神楽少女探偵団です。この作品は前の二作とは打って変わり、エロゲーです。肝心のエロのほうはとってつけたみたいで質の悪い同人みたいな感じです。事件の捜査をするわけですから、悪人が絡んでくるわけで拉致られたり、レイプされたり、陵辱されたりするのがエロのメインです。エロ抜きで考えてみても全三話とシナリオ数が少ない。しかし、けっこうプレイ時間はかかります。その理由はゲームのシステムにあってチェックポイント(推理ゲージ)が細かく細かく細かく設定されているためです。登場人物が一回会っただけではでは有益な情報を全部は話さないのでなんどもなんども場所を巡り回る必要があります。それが面倒だし、だるかった。後気になる点は、全部が中国大陸でのお話だということです。帝都の名探偵なのに帝都にいないとはちょっと残念ですね。
第一話は両腕が切り落とされる事件で見た目のインパクトはあったのですが、終わってみるとしょぼかった。特にトリックとかね。まあ売春宿がでてくるのでそこでのエロシーンは豊富だ。ネタバレせずにヒントをだすなら『役割分担』ですね。
第二話
カーテン開けっ放しでセックスするなよ・・・といった感じですか。トリックについては金田一少年の事件簿という漫画の小説版に似たようなトリックがあったね。(豪華客船のやつね。)ま、それも元ネタがありそうだけど。
第三話
これは推理とかミステリーとかはあまり関係ない感じだ。現代に置き換えてみると、車で女を拉致して殺すとか、そんな単純なものです。まあ人間関係に焦点があてられてるんだろうけどね。ラスボスは前の作品で一軒家の地下に広大な洞窟を作ってたやつだね。あんまりしょぼすぎて再登場した時も、気付かなかったよ。
まあなんだかんだといっても、最後までやると愛着がわくね。トータルで考えればかなり楽しめたんで、続編があったらプレイしてみたいね。10年近くたっても、新作の情報がないところを見ると、続編は絶望的なんだろうけども。
2012年6月18日月曜日
2012年6月16日土曜日
新御神楽少女探偵団 part2
この作品はタイトルからもわかると思うが、御神楽少女探偵団の続編ですが、続編というより
後編といったほうが近いかもしれません。もともと、『御神楽少女探偵団』という一本のソフトを
二つに割った、つまり分割商法というやつですね。まあ容量とかの問題を考えるにあたって
プレステで発売するとなるとディスク8枚組みとかになりそうだし分割にしたほうが結果的によかったのかな。
1作目は簡単にクリアできたが、このゲームはかなりてこずった。主に暗号を解くところで、かなりの時間を要した。二日ぐらいかかったあげく解けなくて、ネットで解法を見るというヘタレプレイをしてしまった。でも、いきなり暗号が出てきて、それをとけなんて推理も何も関係ないじゃん。だから個人的にはOKだと思ってます。
前作では、ボリュームが少なく感じたんですが、今作はやり応えが十分でした。やっぱり前作から製作期間が一年というのが大きかったんでしょうか。もともと一本のものを二つに割るのだから、基本的な部分は使いまわしで仕上げた。その分シナリオなどに厚みを持たせたというところでしょうか。
個人的感想としては、所長がいらない。実際メインキャラの三人だけで解決するのがほとんどだしね。そのくせ最終話の最後でいいとこをもっていく。ま、ゲームのタイトルに御神楽と付いてるんでしょうがないんだけど、所長はゲーム中にはあんまり操作できなかったんであんまり感情移入できなかった。でも、トータル的に楽しかったといえる。糞みたいな暗号があったとしてもね。それに、PCゲームのを買えば三本はいってるので大変お得であり損した感じはまったくしなかった。
2012年6月15日金曜日
新御神楽少女探偵団 part1
でも家庭用ゲーム機ではなく、PCゲームとして発売されたんですけどね。
僕は一作目をやったことがなかったので、御神楽少女探偵団からプレイしました。
ウインドウモードでプレイしたんですが、なんか画面がちっちゃい感じがします。初代プレステのゲームをそのまま移植したからでしょうかね?
ゲームの内容ですが以外に面白く楽しめました。ま、某掲示板などでいまだに話題に上がったりするので当然のなのでしょうが。想像外だったのがアニメーションなどにかなり気合が入ってました。
似たようなゲームでは美麗CGとかでお茶を濁すようなものばかりでかなり新鮮でした。
アニメーションの途中に特定の場所をクリックしないとゲームオーバーになるみたいな、今でいう『QTE』みたいな要素は糞でした。まあこれはオプションで、なしにできるんで不快感はあまり感じない。あと駄目な点はシナリオの短さです。全部で四話、チュートリアルの練習シナリオを合わせて五話、まあ面白かったからこそ、短く感じたのかもしれませんね。実際一日もかかわらず終わりましたし。
練習シナリオはよくわからなかった。システムを紹介するのは十分だったけど、トリックに使われた器具を絵で表していないのでいまいち何が行われたのか・・・
1、2話は大正ぽい雰囲気がでている(実際大正時代を生きていたわけでわないが)
3、4話どっかの田舎のお話。正直大正時代というものをあまり感じられなかった。帝都一の名探偵の話という割には帝都外での事件にゲームのボリュームの50%以上を使っているのはどうかと・・・
推理トリガーというシステムはよくもあり駄目でもあるシステムだと思う。相手の言葉の矛盾をついたり、死亡推定時刻をだったり、詳しく話を聞きたいときに使ったり、今一、方向性が不確かだ。
『逆転裁判』というゲームでは詳しく話を聞きたいときは『ゆさぶる』、矛盾などをつくときは『異議あり』なででわかりやすかった。その差が作品としての知名度などに現れていると個人的には思う。
まあ、いまんとこ楽しめている三作品収録の内の一本目だしね。
第四話目で最後のほうまで共犯者のミスリードをされたあの人はどこへ行ったのだろうか?
山の権利書を取られたあの人のことね。最後に出てきて復讐を遂げるのかと思ったらいつの間にかフェイドアウトしてやがるし、これが個人的に感じた唯一の謎でしたね。
2012年6月7日木曜日
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